入院体験記 精神疾患

精神科・閉鎖病棟入院体験記【お部屋の中】

こんにちは。統合失調症の『あず』です。

『閉鎖病棟』という言葉だけ聞くとなんだか怖い感じがしますよね。

入院先によっては色々な病棟があります☁️

例えば精神科だと、「閉鎖病棟」「開放病棟」「アルコール依存症病棟」などです。
今回は、私が体験した中の閉鎖病棟の各自のお部屋についてお話したいと思います💭

ホール

フロアの真ん中にはホールと呼ばれる大きなお部屋があります。

テレビを見たりご飯を食べたりなど、唯一あるテレビもホールなので基本的にみんなホールで過ごしていました。

テレビ・机・イス・公衆電話があるシンプルなお部屋です。

個室

病状にもよりますが、病院側が個室か共同部屋かを判断するようでした。

私は、『自身または他人を傷つける恐れがある』として個室でした。
他人と共同生活できるという判断であれば途中でも変わるそうです。


お部屋の中は、ベッド・机・イス・ゴミ箱・洗面器・クローゼットでした。

共同部屋

全員分、個室があるわけではありません。
共同部屋もあります。
ですが、しっかり男女別なので大丈夫です。

病院側が「他人と生活できること」や「他人を傷つける可能性が低い」などと判断した場合に移るそうです。

2人部屋or4人部屋がありました。
病状や患者さんの精神状態、人間関係の相性などもある為、共同の方にお互いにどう感じているのか、定期的に面談(?)を行っていました。


お部屋の中は、ベッド・イス・ゴミ箱・クローゼットでした。
個室より1人分のスペースは狭いですし、置いてあるものもよりシンプルです。

鉄格子って本当?

出入口は鉄格子ではありませんでした。(世の中には本当にあるのかもしれませんが、、、)ただ、窓の外側は鉄格子でした。

窓は開かないって本当?

本当です。正確には3cm程なら開きました。換気用くらいのものです。
外側に鉄格子はありました。

クワイエットルーム

クワイエットルームとは、いわゆる『隔離室』です。

クワイエット(quiet) = 静かな・静寂な という意味です。

噂程度できたのは、真っ白な壁・ベッド・トイレ用のバケツのみだそうです。
看護室には監視カメラと音声マイクがありました。
たまーに、患者さんが入るようでそこから流れる音声は怖かったです。

よっぽどの事が無い限りクワイエットルームに入る人は、極限られた人のみかと思います

さいごに

精神科のお部屋のお話でした。いかがでしたか?

最初は「入院なんて嫌だ」「私は普通だから、そんな所に入る必要なんかない」って思っていましたが、いま生きる事が難しく感じたり、うつ状態が酷かったりなど、、、入院するというのもひとつの手かと思います。

世の中でいろいろな事件や事故がある中で、病院選びもとても大切だと思います。暴力事件なんて事もありますから、、、。

自分が信頼できたり、しっかりサポートしてくれる病院と出会えるように通院から始めてみるのも良いかと思います!

  • この記事を書いた人

あず

精神疾患持ち私の体験や経験を発信しています。

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