精神疾患

【精神疾患】 障害者手帳はどう取得した?

2024年6月17日

こんにちは。統合失調症彼女の『あず』です。

私は、3年前に「障害者手帳」を取得しました。

はじめは、「障害者手帳を持ったらまわりから変な目で見られてしまうかな、、、」「私って手帳を持たないといけないくらいなのかな、、、」など不安や心配が大きかったです。

でも、実際に持ってみると私の不安は何も心配する必要はありませんでした。

「手帳を申請してみようかな」と思っている方に少しでも安心できるような事を共有出来たらと思います🌷➰

診療内科に通う

もともと障害者手帳を申請しようとして通院していたわけでは全くありません。

うつ状態になってしまい、親戚に心療内科に連れて行ってもらいました。

その時についた診断は、『双極性障害』でした。

半年ほど定期通院

1.2年ほど定期的に通院していました。

はじめは、1週間ごと。だんだん2週間ごとの通院でした。

しばらくしてから担当医から、「障害者手帳を申請してみない?」と勧められました。

「私とは関係のないもの」と思っていたので何も知らなく、「どうして私が?」と思いました。

障害者手帳の申請条件

「何らかの精神疾患により、長期にわたり日常生活や社会生活に制約がある」

その精神疾患による初診から6カ月以上が経っている

です。

当時の状況

・双極性障害

・2年ほど引きこもり

・食事、お風呂、着替えなどが自分の判断で出来ない

・働くことが出来ない

・初診から1年以上経っている

といったような状況でした。

申請に伴い行ったこと

①担当医に役所への手紙(メモ書き)を書いてもらった

②それを持ち、役所の障害福祉課へ見せた

③障害福祉課から申請書類を貰った

④申請書類の記入と、担当医から診断書を貰う

⑤申請書類と診断書などの一式を持ち、役所に提出

⑥審査により等級が決まり、手帳が交付される

といった流れになります。

障害者手帳は2パターンある

※他の障害者手帳とは異なります。また、都道府県や各自治体とも異なります。

紙タイプ

メリット

発行が早い

1枚になっているため、無くしずらい

デメリット

大きく財布などに入らない

雨などで濡れた場合滲んでしまう

カードタイプ

メリット

保険証などとサイズが変わらず財布に入る

雨などで濡れても平気

デメリット

発行が遅い

文字が小さい

東京都や神奈川県などはカード化が徐々に進んでいるようですが、地方ではそこまでのようです。

私はカードタイプを選びました!

発行が多少遅くても、お財布に入るサイズ、というのが大きなメリットだと思いました!

実際にはカード2枚とそれらを入れるケースがあるので、少し窮屈ですが、なんの問題もないです。

家に障害者手帳が郵送で届く

申請してから約2~3週間ほどしてから届きました。

あとは、病院や割引が適用される施設などで提示して使用しています。

割引適用に使用した施設

映画館・テーマパーク・動物園・美術館・博物館・有料公園・公共交通機関など

本人と付き添い人1人、が割引適用されるので家族や恋人と出掛ける時に提示したりします。(本人のみの施設もあります)

まとめ

申請するのに条件はありますが、クリアしているのであれば個人的に必要・不必要に関わらず申請してみてもいいかと思います。

転院や役所などで話す際に手帳を見せることが話が早いため、私は申請してみようと思いました。

実際に、取得したからといって周りの人や職場にバレるということはありません。

(手帳に伴い、障害者控除などを受けている場合は年末調整で気づかれるかも知れません)

迷っている方、もし条件をクリアしているのであれば申請してみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

あず

精神疾患持ち私の体験や経験を発信しています。

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