精神疾患

障害者雇用での面接対策 【精神疾患】【障害者雇用】

2024年4月23日

暖かくなってきて、いよいよ春だなと感じる日々ですね🌷➰

春は色々と変わる時期ですが、私は何も変わらずむしろ引きこもっていました。

こんにちは。統合失調症彼女の『あず』です。

「鬱病だけど働けるかな、、、」
「病気持ちなのはどういうふうに話そう、、、」

不安に感じていませんか?

一緒に不安を乗り越えましょう!

1・基本的に質問は同じ

基本的に聞かれる質問内容は、一般のものと変わりません。

例として、「自己紹介」「自己PR」「長所・短所」「志望動機」などです。

これらは、一般雇用でも障害者雇用でも変わらずにされる質問なので事前に回答を用意しておきましょう!

・30〜1分以内にまとめる

・事前に自己分析をしておこう

2・「あなたの障害について教えて下さい」

皆がみんな、障害についての知識・理解があるわけではありません。

「なんとなく名前は聞いた事あるけど、症状は何も知らない」なんて当たり前の事です。

障害の内容や程度を話したからといってそれが不採用の原因になるかと言われれば、そうでは無いと思います。

「どのような障害なのか」
「その障害について本人が対処法などを理解しているのか」
「その対処法を会社側が対応できるのか」
などの事を採用側は知りたい為、素直に正直に話して大丈夫です。

ただ、良くも悪くも全てを正直に言わなくて大丈夫です。

「あれが出来ない、これが出来ない」ばかりを言っていると確かに不採用に繋がってしまうかもしれません。

ネガティブな言葉を並べるのでは無く、素直に現状を話せばOKです!

・「疾患名」「症状」について簡潔に伝えよう

・現在、症状があるならきちんと伝えよう

3・「服薬状況について教えて下さい」

服薬について質問があるのは、「勤務中に服薬があるのか」「服薬状況によっては、小休憩が必要なのか」などを会社側が判断する為です。

副作用がある場合も正直に伝えましょう。

その際、必要でしたら頓服薬についても話してもいいかと思います。

自分で飲める状況であれば伝える必要はありませんが、誰かの手を借りなければ難しい場合は遠慮せずに伝えて大丈夫です。

・薬の(簡単な)名前と、服薬回数を伝えよう

・投薬により小休憩が必要なら伝えよう

・副作用があるようなら伝えよう

4・「通院はしていますか?」

定期的な通院がある場合、どうしても会社を休まなくてはいけませんよね。

私は月曜日が通院日なので、いまの会社には面接時に「月曜日が通院日なので、月曜日の固定休を希望します」とお伝えしました。

現状をそのまま伝えて大丈夫です。

個人的に精神科や心療内科は、担当医を変えずらいと思います。「○○先生だから話せる」なんて方も多いかと思います。

半休でも全休でもご自身が通える範囲でお願いしましょう。

・事前に通院日を確認しておこう

・半休か全休か決めておきましょう

5・「必要な配慮があれば教えて下さい」

会社側はあなたと一緒に働く為に、あなたにとって必要な配慮をしてくれます。

例えば、「5時間勤務を希望します」や「12時にお薬を飲みたいのですが、その際5分程の小休憩がほしいです」などです。

ただ、こちらばかりがお願いをするのでは会社側も対応出来かねる場合もあるので、配慮と同時に対処法もセットで伝えると分かりやすいかと思います。

働き始めてから相違があると、お互いにとって働きずらくなってしまう為、きちんと伝えておきましょう。

・多すぎると会社側も対応出来兼ねる為、必要なもののみにしましょう

・対処法があればそれらも一緒に伝えましょう

6・「長く働けますか?」

「疾患を患っている人はすぐに辞めてしまうんじゃないのか、、、」なんて、不安に感じている会社もあります。
残念ながら精神的なものだと、特に多いのも事実です、、、。

長く働けるかどうか、長く働きたい気持ちがあるかどうかは本人次第だと思います。

過去に実績がある方は、それらを全面に出して自信を持ってください!

ただ、実績が無くても「大丈夫です!実績はありませんが、体調も安定している為、長期間働けると考えています。」と自信を持って答えましょう!

・実績がある場合は、伝えましょう

・実績がない場合は、自信をもって大丈夫だときちんと伝えましょう

7・「前職の退職理由を教えて下さい」

この質問は、一般雇用でも聞かれる質問です。事前に回答を用意しておきましょう。

ここでは、疾患を理由に辞めた場合のアドバイスをするので、他に理由がある場合はそれらをきちんと伝えましょう。

疾患などを理由に退職した場合は、きちんとそれらを伝えて大丈夫です。

ただ、「いま現在はもう大丈夫」という事を伝えないと会社側から、「同じ理由で辞めてしまうかな、、、」と不安を持たせてしまいます。

「薬により症状は安定している」「入院をして治った為、現在は回復しています」など、いま現在は大丈夫だということを伝えましょう

・症状が理由で辞めてしまった場合でも素直に伝えましょう

・いま現在は克服している事をきちんと伝えましょう(工夫などしている事があればそれも伝えよう)

・前職の悪口は言わない(印象が悪くなります)

8・まとめ

私の経験上ですが、精神疾患なのをお伝えして理解を示してくれたのは半々くらいです。

障害者雇用を設けていないところは断るのは当然だと思いますが、設けているところでと疾患の内容や等級については断られる事もあります。

現に私も「障害等級2級」という理由で不採用になった事もあります。「3級までしか受け入れていない」という理由でした。

仕方ないものは諦めるしかないとは思いますが、面接のチャンスを頂けたのなら事前にしっかり準備をして面接に望んで欲しいと思います!

疾患について皆がみんな理解をしている訳ではありません。ですが、きちんと話して働く意欲を伝える事ができたら会社側も理解を示してくれます。

  • この記事を書いた人

あず

精神疾患持ち私の体験や経験を発信しています。

-精神疾患