精神疾患

【精神疾患】過食嘔吐から拒食症へ

『精神薬を服用すると太る』

『抗うつ剤の副作用で食欲旺盛になる』

なんて事聞いた事ありませんか?

こんにちは。統合失調症彼女の『あず』です。

私もなにかで『抗うつ剤は太る』と聞いた事があって、自分が飲む事になった時はとても嫌でした。

実際に、約5.6年間での服薬してきた精神薬とその時の体重や見た目をお話していこうと思います。

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【基本情報】

身長…158cm

服薬前の体重…42kg (max:56kg min:38kg)

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令和3年6月〜12月

  1. レクサプロ⋯うつ病・うつ状態・社会不安障害
  2. 炭酸リチウム⋯躁鬱および躁うつ病の躁状態
  3. ロフラゼプ酸エチル錠⋯不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
  4. ラツーダ⋯統合失調症・双極性障害におけるうつ症状の改善
  5. アルプラゾラム⋯不安・緊張・睡眠障害
  6. レボトミン⋯統合失調症・躁鬱・不安・緊張

令和4年1月〜2月

  1. レクサプロ⋯ うつ病・うつ状態・社会不安障害
  2. ロフラゼプ酸エチル錠⋯不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
  3. ラツーダ⋯ 統合失調症・双極性障害におけるうつ症状の改善
  4. ソラナックス⋯心身症
  5. レボトミン⋯ 統合失調症・躁鬱・不安・緊張

令和4年3月〜現在

  1. ジプレキサ⋯統合失調症・双極性障害における躁状態およびうつ状態の改善
  2. プリンペラン⋯吐き気止め
  3. デエビゴ⋯不眠症

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過食時体重:56kg

小学生の時は少しぽっちゃりでしたが、小学5年生の頃からの身長と体重が大学生になっても変わらなかったので自慢でした。

ずっと、【158cm、42kg】でした。

どれだけ食べても運動をしなくても太る事も痩せる事もありませんでした。

いちばん最初の自傷行為は、リストカットだった記憶があります。

聞いたことがあり、「出血する」「痛みを感じる」という事が当時の私には必要でした。

笑う事も食べる事も何にも興味がなくなって、「自分は生きているのだろうか」なんて事を考え始めた時に、「痛みを感じる」という事が必要でした。

ですが、傷が見えたらまわりに心配されたり怒られるのは当然のこと。すぐに辞めました。

そこで次に快感(?)を覚えたのが、「食事」する事でした。

食事をしている間は無心になれたり、今まで食べなかった反動なのか、ものすごい食欲でした。

ですが、いくら食べても太らない体質だからといっても満腹にはなります。その為に、「吐く」という行為になりました。

これを繰り返し行うことで、いつのまにか『過食嘔吐』が日常になりました。

私が思うに、過食のきっかけは『手軽にできる自傷行為』でした。過食嘔吐はその延長線上にあったように思います。

拒食になったきっかけ

拒食時体重:38kg

過食の次は拒食。一般的にはよくある流れです。

拒食症のきっかけも人それぞれです。

ダイエットや、他人からの容姿の指摘などを聞いたことがあるかと思います。

私は「ペットの介護と死」でした。

14年ほど連れ添った愛犬が突然、脳腫瘍を発症し介護生活が始まりました。

日に日に進行していく症状に、身体も心も追いついていけなかったです。

寝る時間もなく、食欲も落ちて、ひどい時は3日かけてお団子を1本を食べました。

亡くなった後も食欲が回復することはなく、4ヶ月間ほどまともに睡眠も食事もする事はなかったです。その結果、体重は38kgまで落ちてしまいました。

亡くなったことをしっかりと受け入れられた後は、少しづつ回復食からの食事を始めました。

まとめ

過食も拒食もどちらも辛かったです。

「太ったら食べなきゃいい」「痩せたら食べればいい」そんな事は分かっています。ですが、身体が、心が、それらをさせてくれない。それもとても分かります。

他人事のように聞こえるかもしれませんが、『時間が解決してくれる』そんな事もあるかと思います。

見た目や体重は、他人に評価されるものではありません。自分なりのベストであればいいのです!!

  • この記事を書いた人

あず

精神疾患持ち私の体験や経験を発信しています。

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