入院体験記 精神疾患

精神科・閉鎖病棟入院体験記【スケジュール編

2024年7月15日

どんどん記憶が曖昧になりつつあり、いつか思い出せなくなりそうなので記録としてここに私の体験記を記します。

心の病を患ってから約6.7年が経とうとしています。
当時と比べるとだいぶ元気になりました。

なので、いま諦めかけているあなた。大丈夫です、強くなれます。

精神科と聞くと「なんだか怖そう」「余計に鬱になりそう」なんてあんまり良いイメージは湧かないと思います。

けれども、私自身、精神科に入院をして良かった、と今になってそう思います。

正直、まわりの人も精神疾患の方を支えるのにも限界があるかと思います。
なので、早期発見早期治療、医療機関に頼っても良いかと思います。

それでは、私の体験上のお話にはなりますがお話します。

入院先について

精神科・閉鎖病棟

開放病棟と閉鎖病棟があり、私は「自殺の恐れがある」「自身を傷つける可能性がある」として閉鎖病棟でした。

1日のスケジュール

6時………起床

6時半……ラジオ体操

7時……….朝食

 │ 自由時間

10時……..レクリエーション

12時………昼食

 │ 自由時間

14時………作業療法・コミュニティ

16時………診察・回診

 │ 自由時間(2日に1回お風呂)

18時……….夕食

 │ 自由時間

21時………消灯

レクリエーションとは?

レクリエーションとは、肉体や精神の回復のためにする娯楽の事ですꕤ︎︎·͜·

曜日によって決まっていましたが、行ったものは『映画鑑賞・裁縫・DIY・音楽鑑賞・室内運動会・音読会』でした。

どの映画を見るかなどは、みんなで話し合って決めていました。
ただ、年上の方が多く好みが合わなかった為、私はほとんど不参加でした。

自由参加で特に治療に影響するわけでもないから大丈夫、との事でした。

作業療法とは?

作業療法とは、手先を細かく動かす動作を用いて、普段の動作を見たり集中力を向上させるものですꕤ︎︎·͜·

レクリエーションとも似ていますが、編み物や絵を描く、フィットネスバイクを漕ぐ、など作業をするのが目的のようです。

こちらは、体調によりますがなるべく強制参加でした。

コミュニティとは?

同じ疾患の人同士で集まり、自分の経験を話したり他の人の経験を聞くことですꕤ︎︎·͜·

認めあったり、励ましあったり、その時自分だったらどうするのか、そういう人がまわりにいたらどうするのか、そう言った話し合いでした。

まわりに理解されずらい症状だったり気持ちがあるので、似たような想いの人がいることであらためて「ひとりじゃないんだ」と感じることがが出来ました。

ただ、話している途中にフラッシュバックしたり、そもそも人前で話すことも難しい方もいるので、そこまで強制では無かったです。

自由時間は何をしているの?

自由時間とはいえ、閉鎖病棟です。多くの自由はありません。


病棟にある娯楽は「テレビ・お絵描き・塗り絵・オセロ・将棋」でした。

許可が出ている人は「外出」や「スマホ」も自由時間内なら出来ましたが、私は最後まで許可が降りずに、基本的に部屋で一人でいるか、ホールで塗り絵をしていました。

さいごに

今回は、私が入院した先の閉鎖病棟での「一日のスケジュール」​と「その内容」についてのお話でした。

『閉鎖病棟』と聞くと名前の通り、閉鎖的な空間だったり、どんな治療をしているんだろう、どんな日を過ごしているんだろう、なんて疑問があるかと思います。

私も入院直前まではそう感じていました。
ですが、今になってですが「あの時、入院してよかった」と思っています。

次回も、入院時の話が出来たらなと思います。

  • この記事を書いた人

あず

精神疾患持ち私の体験や経験を発信しています。

-入院体験記, 精神疾患