精神疾患

薬が飲めなくなった話と出会えた薬

精神疾患と発達障害を抱えていますꕤ︎︎·͜·

こんにちは。統合失調症彼女の『あず』です。

今回は、投薬治療についての現状をお話したいと思います。

過去には、『作業療法』『薬物療法』『集団療法』『カウンセリング』『入院』などを行ってきました。

色々と挫折しましたが、唯一続けられているのが『薬物療法』です。

精神疾患には様々な要因があります

  • 対人関係や仕事などで起こる『社会的要因』
  • トラウマや不安から起こる『心理的要因』
  • 脳内物質の乱れや遺伝から起こる『脳科学的要因』

などです。

それぞれにあった方法、本人にあった方法がありますが、薬物療法を主に用いるのは『脳科学的要因』に起こるものに対してです。

約7.8年ほど続けていますが、途中で飲めなくなった事もたくさんあります。

【薬が飲めなくなった理由】

結論から言うと、
『私はこの薬を飲まなければ普通に生活できないんだ』
『みんなは飲まなくても普通なのに、私は飲まないといけないんだ』
と変に自暴自棄になってしまったからです。

そしてもうひとつの理由は、単に『飲みづらく感じた』という事です。

食事すら喉を通らない中で、飲み物や薬も同様です。
口の中に、水と薬を含んでも飲み込むことが出来なかったです。

精神的な気持ちもあると思いますが、飲むことが難しく挫折しました。

【薬を変えたら飲めるようになった】

飲まなくなって3~5日程度で症状が出てきます。(個人差あり)

それらが耐えられなくなり、診察時に先生に「薬が飲めなくなった」事を相談しました。
初めは、「2日に1回ならどうか」や「ジュースならどうか」など色々試しましたがやっぱり飲めず、薬自体を変更する事にしました。

それは『口腔内速薬錠』です。
いわゆる、「口の中で溶ける薬」です。

「飲む」「飲み込む」という行為をしなくて薬が服用できるのは、飲みづらい私にとってとても大きかったです。

いま飲んでるお薬は【ジプレキサザイディス錠】です。
内容は同じなので、溶けるか溶けないかの違いかと思います。

症状が悪化してしまってもなお、「飲めない」「飲みづらい」と感じているのなら『薬は変えずに、飲み方を変える』のもひとつの手かと思います。

【他の治療を挫折した理由】

作業療法

作業療法とは『個人または集団で運動やものづくりなどの作業を行い、対人関係や生活リズムを学ぶ』ことを指します。

施設や病院に行き、様々な疾患の人と作業を行いました。

たとえば

  • 「。」ごとに区切って本を音読する
  • ぬいぐるみやミサンガを作る
  • 小さな運動会をする

挫折した理由

今なおそうですが、「みんなで」というのがとても苦手です。
知らない人達なら尚更です。

疾患に関わらず、とても前向きな方や、色々な人に積極的に話しかける事が好きな方もいます。
私にとってそれらが、とても嫌な時間で空間でした。
自分のペースを乱され、「癇癪」を起こしたり「パニック発作」になってしまい、まだ早いかもしれないと感じ挫折しました。

集団療法

集団療法とは、『同じような精神疾患の人達が集まり、自分の経験や悩みを話しお互いに理解を深めたり、共感、悩みを解決したりなど、自身も他人も自己を深める』という内容です。

施設や障害福祉課で行われている集まりに行き、様々な疾患の人と会話を行いました。

たとえば

  • お互いについて話す
  • 悩みや過去の経験を話す
  • すごろくや歌を歌う

挫折した理由

上記の作業療法を挫折した理由とほとんど同じです。
ですが、作業療法よりかは、より会話をする事が多いので集団療法の方が挫折が早かったです。
2.3回行って限界でした、、、。

‪ペースを乱されることは無かったですが、「自分の番がきたら話さなきゃいけない」「全員が私が喋るのを待っている」という時間が耐えられず、それもまた「パニック発作」に繋がってしまいました。

カウンセリング

カウンセリングとは、『自分の悩みや過去を話してアドバイスを受ける』ことです。
よく、心療内科やメンタルクリニックで多いかと思います。

話してるうちに自分自身で頭の中を整理できたり、悩みを話せるので心がスッキリしたりします。

カウンセリングの相場

時間…30分/1時間
料金…5000円/10,000円

▶︎悩みを話す(10~15分)
▶︎カウンセラーさんから詳しく質問がある(10~15分)
▶︎これからどうしたらいいのかなどのアドバイス(5~10分)

という流れでした。

挫折した理由

人それぞれですが、端的に言うと「私には必要なかった」という事です。

「誰にも相談できない」「理解ある人に話を聞いてアドバイスがほしい」という方には合うと思います!
ただ当時の私は、「人と話したくない」「悩みを打ち明けるほどの余裕が無い」という感じでした。
2回行って、やめてしまいました。

【さいごに】

精神疾患をひとつとっても様々な治療方法があります。
疾患にあった方法もあるかと思いますが、個人的にはあなた本人がやりやすい治療方法が良いかと思います。

メンタル的な部分は治療だけでなく本人の気持ちがとても大切です。
辛い時に『気の持ちよう』と言う言葉がすごく辛いのは分かります。
ですが、体調が良くなったいま『気の持ちよう』という言葉も分かる気がします。

あなたの意欲も治療に繋がるので、あなたの過ごしやすい方法をみつけていきましょう!

  • この記事を書いた人

あず

精神疾患持ち私の体験や経験を発信しています。

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